1. 「梅雨」の語源は梅の実だった?
「梅雨(つゆ)」という言葉は、実は中国から伝わったものとされています。この時期はちょうど梅の実が熟す頃にあたるため、「梅」の文字が使われているのだとか。日本でも、ちょうど6月は梅干し作りが盛んになる時期ですよね。
2. 実は「梅雨入り」は過去を振り返って決まっている?
気象庁が毎年発表する「梅雨入り」は、実は確定的な予報ではありません。過去の天気の傾向を見て「この日から梅雨入りしていたとみられる」と発表するもので、後から修正されることもあるのです。思ったより“ざっくり”しているんですね。
3. 雨の日にカタツムリが元気な理由
雨上がりにカタツムリを見かけること、ありますよね。彼らは体が乾燥に弱いため、湿度の高い梅雨の時期が最も活動しやすい季節なのです。まさに梅雨の「主役」かもしれません。
4. 日本は世界一の傘大国
突然の雨にすぐ対応できるよう、コンビニなどで手軽に傘が買える日本。実は、年間の傘の消費量は1億本以上とも言われており、世界トップクラスです。ビニール傘文化、恐るべし…!
5. なぜ梅雨はこんなにジメジメするの?
梅雨の時期になると、空気が重たく感じたり、湿気で髪がまとまりにくくなったりしますよね。これは「梅雨前線」と呼ばれる停滞前線の影響で、太平洋から湿った空気が流れ込むためです。まさに空気中の“水分だらけ”状態。
6. 洗濯物が乾きにくい科学的な理由
梅雨の悩みのひとつが、洗濯物の乾きにくさ。その原因は「飽和水蒸気量」にあります。空気中の水分量が多すぎて、洗濯物から水分が蒸発しにくいんですね。部屋干しには除湿機や扇風機の併用がおすすめです。
7. 梅雨が「ない」地域もある?
日本全国が梅雨に包まれている…と思いきや、実は梅雨がほとんどない地域もあります。それが「北海道」。気圧配置の影響で、梅雨前線がかかりにくいため、ジメジメした雨が続くことはあまりありません。うらやましいですね。